2011年04月13日
白木屋傳兵衛商店のほうき
先日からたびたびブログにも書いている「非電化」生活の第一歩として、掃除機の代わりにほうきを使ってみることにした。
ところが、体をかがめて家の中じゅう掃除をしたら、腰が痛くなってしまった。
「そうだ、柄の長いほうきを買おう!」
割と形から入る性質なので、モチベーションが上がって、楽しく掃除ができるに違いない
そういえば、先日図書館で借りてきた「ずっと使いたい和の生活道具」の表紙に素敵なほうきが載っていた。
このほうきは「白木屋中村伝兵衛商店」の江戸箒。
なんと天保元年から同じほうきを作り続けているそう。
匠の技、職人の手仕事で”特上”と呼ばれる最高ランクの商品ともなると50,000円もする
口コミを見ると、「買ってよかった」「ここのほうきは今までのものとはわけが違う!」などと書かれている。
ほうき初心者で使いこなせるかどうか、まだ自信がないので、いちばんお手頃な長柄ほうきで2500円の手を購入する。
あわせて「はりみ」という紙に漆を塗ったちりとりも購入。
全長140cmと書かれていたけれど、想像していたより大きい、そして重い・・・。
さっそく使ってみる。
おおっ、掃いた感じが軽い。
なんていうか「ストロークが大きい!!」って感じ。
茶がらを撒いて掃くと埃が飛ばないというので、やってみる。
ところが、飲むとまったりおいしい静岡茶は、掃除に使うには葉が柔らか過ぎるようで、床にペッタリと張り付いてしまう。
無理やりはがそうと力を入れて掃いたら、漆喰の真っ白い壁に飛び散って茶色く跡が残ってしまった
上手に掃くにはもう少し時間がかかりそう・・・。
でも、茶がらを使って掃いたところはまるで拭き掃除をしたかのようにスッキリ。
そして、このほうきのとっても優れたところ。
それは、カーペットやラグに使える点だ。
もともと私の中に「カーペットをほうきで掃く」という発想自体なかった。
HPや口コミを見ると絨毯にもつかえます、と書いてある。
やってみると面白いほどゴミが出てくる。
(ちなみに我が家は3日に1回くらいの頻度で掃除機をかけていました)
特にラグには最適。
掃除機を使うと、ラグ自体が吸いこまれてしまって一苦労だったから、それが解消されるだけでもほうきに変えた甲斐がある。
長柄ほうきは大柄なので、階段やテーブル下は柄の短いほうきを使った方がいいみたい。
そうそう、一緒に買った「はりみ」
見た目がオシャレなのはもちろん、静電気が起きないので、プラスチックのちりとりで起こりがちな髪の毛ぺったり、なんてこともなく快適。
これでUクンが寝ている間でもバッチリ掃除ができるゾ
想像以上に掃除に対するテンションが上がり、よかった、よかった