マタニティヨガ/ 10:00~11:30(曜日要相談)
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2011年04月05日

自宅レッスン

今日はマタニティヨガのレッスンの日でした。

引っ越し後、初めて自宅でレッスンを行いました。

区画整理中の為、ナビや地図にも載っておらず非常にわかりにくい我が家。

生徒さんが無事たどりついてくれてホッとしましたface15


さて、レッスン中、生徒さんが「私は開脚が苦手なんです。」とおっしゃっていました。

この生徒さん、とても熱心でお家でも毎日練習しているとのこと。

素晴らしいemoji08emoji08


マタニティヨガのレッスンの中では、開脚のポーズがたびたび登場します。

というのは、それだけ出産の際に役立つからですface13

一般的なお産では、赤ちゃんは骨盤の中に頭を入れて降りてきます。

開脚のポーズで股関節を柔らかくしておくと骨盤が開きやすくなり、赤ちゃんも通りやすくなります。

また、足を開くことで、骨盤底筋群がストレッチされます。

骨盤底は日々重くなっていく子宮を支えています。

骨盤底を”子宮を支えるハンモック”だと考えると、硬いハンモックを柔らかくほぐすイメージです。

また、足をストレッチすることで、足のつりの予防にもなります。

たくさんの利点がある開脚ですが、苦手な方にとっては苦痛ですよね。

でもね、

開脚の痛みは「内モモの筋肉が伸びてる」って種類の痛みです。

(プチッ、って切れちゃうのは別の痛みで危険です×××)

陣痛の時の痛みも、子宮の口が開く同じ”伸展痛”です。

開脚で内ももの引き攣った感じは陣痛の疑似体験だと考えてみてください。

そこで「痛いっ、痛いっ、いったぁ~い!!!」と痛いことだけに捕らわれてしまうと、陣痛の時も同じようになってしまう可能性が高いでしょう。

でも、その痛みを逆手にとって、冷静に自分を観察する練習をすることもできます。

「あ、開脚をして痛いって感じている私がいる」と客観的に見られるようになると、

「じゃあ、深呼吸をしたら緊張がほぐれて少し筋肉がゆるむかな」とか、

「少し足を狭めてチャレンジしてみようかな」とか

現状を変えようとする視点が生まれてきます。

これが陣痛の時には本当に重要だと思うのです。

まず、「あるがままの自分を受け入れること」

そして、「いかにマイナスに飲み込まれず”気付き”を得るか」が大切だと思います。



開脚に限らず、苦手なポーズは「焦らずに、一歩ずつ」が基本です。

無理をして体を痛めては元も子もありません。

そして、そのポーズにばかりでなく、いろいろな動きをバランスよく行うよう心がけてみてください。


ぜひ、お腹の赤ちゃんと対話するのと同じように、自分の体とも対話しながら練習してくださいねicon06
  

Posted by sachie*  at 23:22Comments(0)yoga